(=゚ω゚)ノいつもお世話になっております、マイクラ歴多分100時間程度の伊藤です。
子どもにせがまれたゴールデンウイークイベント!
マイクラの実写映画という事で、「ほうぅ、私も楽しめそうじゃないか」と意気揚々で家族4人で見に行きました。
世界中で愛される“ブロックの神ゲー”が、まさかの実写映画化――果たしてその出来栄えは?
「マインクラフト/ザ・ムービー」レビュー

結論:映画館で見る価値無し!!だが、子どもと一緒に観るならあり!
いや、むしろ映画よりも子どもが喜ぶ姿を観に行ってるのかもしれない・・・
本作は、世界的人気ゲーム「Minecraft(マイクラ)」の世界を舞台にした実写映画。
あのブロックだらけのカクカクした世界に、実写の人間達が迷い込みます。
はい、違和感しかないですが、不思議なことに木を素手で殴って伐採し、空中に土ブロックを積み上げる様子を実写で見ていると、「あ〜マイクラだわ」と妙に納得してしまう世界観。
小ネタはガチ勢向け、ゲーム経験者なら思わずニヤッとしてしまう。
- 日没まで20分ルール
- 水バケツでの着地(落下死回避)
- 村人の声
- 匠(クリーパー)の仕様
など、「わかってんじゃん!」と関心する場面も多少あり、子どもと一緒にゲームをやったことがある親なら、「あれ家でもやってたな」という思い出も蘇る。
ストーリーがうっっっすい、ペラッペラ。
これは仕方がない、元々原作ゲームもストーリーやチュートリアルが無く、いきなり放り出される世界。
登場人物も弱く活かしきれてない感じがする(ナタリー役 エマ マイヤーズ)はかわいい!!

ナタリー役 エマ マイヤーズ
そもそも目的が自分の現実世界の戻るために、アイテムを取り戻す的な擦りに擦られた内容。
言うなれば。「マイクラの皮をかぶった学芸会レベルの冒険活劇」笑いどころはあっても泣きどころは無い。
緩急という概念をTNTでふっとばしたのか?
大筋の展開が読めすぎて、全然ワクワクしない・・・
とはいえ、子どもにはわかりやすいストーリーで映画館も子どもの笑い声が響いてました。
Minecraftとは?

スウェーデンで開発されたサンドボックス型ゲーム、2009年に登場し、現在では世界で最も売れたゲーム。
親切なチュートリアルも無ければ、感動のストーリーも無し!あるのは、ブロックでできた世界と、己の創意工夫のみ。
マイクラを一言で表現します。

木?あるよ。じゃ、がんばって!
世界で最も売れたゲームTOP10(2025)
ランク | タイトル | 販売本数(推定) | 備考 |
---|---|---|---|
1位 | Minecraft | 約3億本以上 | あらゆる世代に愛される“ブロックの神” |
2位 | Grand Theft Auto V(GTA5) | 約1.9億本 | なぜか親に隠れてやりたくなるゲームNo.1 |
3位 | Tetris(テトリス) | 約1億本以上(累計) | レトロ界のレジェンド、色褪せない中毒性 |
4位 | Wii Sports | 約8,300万本 | 実はWii本体に抱き合わせで配られてた隠れ猛者 |
5位 | PUBG(PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS) | 約7,500万本以上 | 元祖バトロワブームの火付け役 |
6位 | Super Mario Bros.(初代) | 約5,800万本 | ゲーム業界の祖。配管工の本気は世界を救う |
7位 | ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ | 約4,700万本 | ポケモン現象の原点。進化して今も健在 |
8位 | マリオカート8 デラックス | 約4,500万本以上 | 家族仲をぶち壊す赤こうら、全世界で猛威 |
9位 | Red Dead Redemption 2 | 約4,000万本以上 | カウボーイの孤独と渋さが詰まった傑作 |
10位 | Terraria | 約3,500万本以上 | 2D版マイクラ?いや、別物として評価される名作 |
ざっくりゲーム説明


ブロックでできた世界を自由に探索・建築・冒険できる自分だけの世界で目的は自分で決める(ストーリーはない)何をしたらいいのかわからず夜になりゾンビに食われるのがチュートリアル。
生き延びるために、ネットで情報を探すのがマイクラの沼の入口。
マイクラの世界では、素手で木を殴ると木材が手に入ります。
いや、どんだけ握力強いんだよ。
その木材で斧を作り、ツルハシを作り、石を掘って、家を建てて、農業して、モンスターと戦って…と、気づけば何もなかったところに自分の拠点ができ、探索範囲が広がりそこには新しい発見が!
調子に乗った矢先、匠(クリーパー)による強制リフォームや飛び出しすぎて迷子、日々自分のストーリーが作られるのが楽しいのかもしれない。
「何をやるのかわからない?」が「やりたいことが終わらない!」に変わるそれがマイクラ。
なぜ人気?


自由度が高く、想像力次第で何でも作れる、好きなキャラクターや遊園地なども自由自在に制作可能。
しかも、友達や家族と複数人で一緒に遊べるマルチプレイが楽しい。
今もアップデートで世界がどんどん広がっていて、YouTubeによる実況プレイを真似しながら自分の世界を育てられる!



(その探究心を勉強でも発揮してくれ!!)
隠し部屋を作って希少な素材を隠しては見つけられ子どもに奪われるのが我が家のプレイ。
もはや奪われる為に、掘る!ダミーの隠し部屋、罠をしかけたり遊び方は無限。
穴掘り(ブランチマイニング)が大好き、2時間くらい掘れます。
ええ、ただ掘るだけです。
ダイヤモンド狙いで、より美しく芸術的に、世界の果てまで掘ります。
溶岩や海、空洞と砂との熱い戦い!チェストがいっぱいになるまで掘るのを止めない!!
そして夜が明ける・・・まじかよ・・・です。
映画館での家族の温度感
家族4人で観に行きました。
大人1800円2枚、子ども1200円2枚。
ポップコーン&ドリンクX2 1800円。
合計7800円!!優しくはない!
マイクラ歴 | 映画の感想 | 見終わった後 | |
私(45歳) | 100時間以上 | う〜〜ん | マイクラやるか | 久しぶりに
嫁(45歳) | 興味なし | ZZZ… | 子供の笑顔で満足 |
娘(10歳 小5) | 5年 | 面白かった! | ブロスタやる |
息子(8歳 小2) | 2年 | いつ終わるの? | ブロスタやる |
映画ではなく「親子時間」と割り切るべし!
小学5,6年生くらいがちょうどハマります。
学校でも盛り上がったそうです。
間違っても大人だけで観に行ってはいけません!!映画としての完成度を求めないでください。
しかしながら、興行成績は非常に勢いがあるようでわずか数週間で世界2位の実力です。
世界興行収入トップ10:ゲーム原作映画ランキング(2025年版)
順位 | タイトル | 公開年 | 興行収入(世界累計) |
---|---|---|---|
1位 | ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー | 2023年 | 13億6,000万ドル |
2位 | マインクラフト/ザ・ムービー | 2025年 | 8億7,340万ドル |
3位 | ソニック・ザ・ムービー3 | 2024年 | 4億9,110万ドル |
4位 | 名探偵ピカチュウ | 2019年 | 4億5,010万ドル |
5位 | ウォークラフト | 2016年 | 4億3,900万ドル |
6位 | ランペイジ 巨獣大乱闘 | 2018年 | 4億2,800万ドル |
7位 | アンチャーテッド | 2022年 | 4億700万ドル |
8位 | ソニック・ザ・ムービー2 | 2022年 | 4億500万ドル |
9位 | アングリーバード | 2016年 | 3億5,200万ドル |
10位 | モンスターハンター | 2020年 | 4億ドル |
マイクラの世界をスクリーンで楽しみ、映画館を出た後ソフトクリームを食べながら「面白かったシーン」を子どもと共有し合う、そんな週末を過ごす体験に本当の価値がある。
と、自分に言い聞かせないと納得できない!作品でした。
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