いつもお世話になっております。伊藤です。
今回は「トレードスタイル」について解説します。
トレードスタイルそれは自分の生きざまそのもの。
夜、家族が寝静まったあと。
チャートの波に静かに挑む。
パソコンの前で1万円の値動きに心が揺れ。
移動平均線が「行け」とささやく。
毎日勝負するのか、週に一度の一点突破を狙うか。
集中か、分散か、感情か、ルールか。
基本の4種のトレードスタイルと私のおすすめトレードスタイルを紹介します。

トレードスタイルとは?

どんな時間軸・頻度・戦略で取引するかを決める、あなたの「戦い方」です。
「長期投資」「短期売買」のように、自分に合ったスタイルを選ぶことが大切。
トレードスタイルを決める主な3つの軸
- トレードの保有時間
・数秒で決済する?
・1日保有する?
・数週間じっくり保有? - トレード頻度
・毎日何度もトレードする
・週に1〜2回だけチャンスを狙う
・月に1回だけの大きな波をとらえる - トレードの分析スタイル
・テクニカル(チャート分析)中心?
・ファンダメンタル(経済・金利・ニュース)中心?
これらの組み合わせでトレードスタイルが決まり、性格やライフスタイルも大きく影響します。
FXの主な4つのトレードスタイル

スタイル | 保有時間 | 特徴 |
---|---|---|
スキャルピング | 数秒〜数分 | 超短期。反応速度と集中力が命 |
デイトレード | 数分〜1日内で完結 | その日のうちに決済。生活と両立しやすい |
スイングトレード | 数日〜数週間 | 比較的ゆったり。トレンドを狙う |
ポジショントレード | 数週間〜数ヶ月 | 長期保有。ファンダ重視で「投資」に近い |
🔹【スキャルピング】
瞬発力で勝負する電光石火の戦士
- 保有時間:数秒〜数分
- 回数:1日数十回もあり得る
- 反射神経・瞬時の判断力・イカれた神経が必要
特徴:
- タイミングのによっては数秒で大きな利益を狙
経済指標の発表直後(例:米雇用統計・FOMCなど)
ロンドン市場やニューヨーク市場のオープン直後 - スプレッド(手数料的な差額)の影響が大きい
何回もトレード重ねるのでそれだけ手数料がかかる
40代初心者には?
→ あまりおすすめしません。
長時間チャートを見続ける上、気力・体力をかなり使います。
ミスが即損失につながります。
🔸【デイトレード】
1日完結型!生活と両立しやすい人気スタイル
- 保有時間:数分~数時間、日をまたがない
- 回数:1日1~3回程度が平均
- 主にテクニカル分析が中心
特徴:
- その日の相場の流れに乗るスタイル
- リスクを当日中にリセットできる(安心感あり)
- スマホでもトレード可能
40代初心者には?
→ 仕事後にチャートを見られるならおすすめ!
ただし、チャートに向かう時間がある程度必要。
🔹【スイングトレード】
数日単位のゆったり勝負!忙しい人にも◎
- 保有時間:2日~1週間前後
- 回数:週に数回程度
- トレンドフォロー型(移動平均線と好相性!)
特徴:
- チャートに張り付かなくてOK
- 大きな流れ(トレンド)に乗る中期スタイル
- 精神的な消耗が少ない
40代初心者には?
→ 一番おすすめ!
仕事・家事・育児のスキマ時間でも分析しやすく、継続しやすい。
🔸【ポジショントレード】
投資家的な長期型!待てる人向け(仙人)
- 保有時間:数週間〜数ヶ月
- 回数:月に1〜2回程度
- 分析は主にファンダメンタル(政策金利・経済指標など)
特徴:
- めったに売買しない=手数料も最小限
- 経済全体を見渡す必要がある
- 長期で「育てる」スタイル
40代初心者には?
→ 資金に余裕があれば選択肢の一つ。
でも小資金スタートなら物足りないかも。
結論:40代・初心者が選ぶなら?(※筆者の実感)

私は「スイングトレード寄りのデイトレード」が一番しっくりきました。
なぜなら──
- ✅ 仕事・家庭との両立ができる
- ✅ 毎日チャートを見なくてもOK(でも気にしたいときは見れる)
- ✅ 9EMA・21EMAを使ったシンプルな分析でトレンドを読める

基本スイングでトレンドに逆らわず
チャンスが有れば移動平均線の合図でエントリー
毎日チャンスに出会うとは限らない
まとめ:あなたのトレードスタイル、それは“生き様”だ!


FXとは、通貨をめぐる知恵と欲望の戦場。
スキャルピングは剣豪、デイトレは弓の名手、スイングは戦略家、ポジショントレードは…もはや仙人。
でも、どれが正しいとか、偉いとか、そういう話じゃない。
「あなたが、あなたらしく勝てるスタイル」こそが正解。
それは、早朝にトイレでスマホ片手に1ポジション握ることかもしれないし、
夜中に缶ビール片手にチャートをにらみつけることかもしれない。
泣いても笑っても、最終的に勝ち残るのは──
自分のリズムで、淡々と続けられる者。
焦らず、無理せず、でも少しだけ熱くなって。
あなたの「逆襲のFX戦国時代」、今日ここから始まります。


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