いつもお世話になっております。
ローソク足と無言で見つめ合う伊藤です。
最初にそう思ったのは、深夜2時。
寝静まる家族。
まぶたに重力を感じながら、ひとりチャートを眺めていた時のこと。
ローソク足とは値動きの記録? いや違う。
これは、トレーダーたちの「欲望」と「恐怖」がぶつかり合った価格の戦争。
今回は、この“文字より雄弁な無言の語り手”ローソク足の魅力と基本構造を徹底的に解説します。
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ローソク足って何者?

それは「価格のドラマ」を語る無口な語り部。
FXのチャートにズラッと並ぶ赤と青(もしくは白と黒)の棒たち。
あれ、最初見たとき思いましたよね?

これ…何?信号?それともキャンドル?
安心してください。
あれこそが、ローソク足です。
しかも、1本でその時間内の価格の全情報を語ってくれる、超優秀な語り部なんです。
その正体は。
「一定時間の価格の動き(始値・高値・安値・終値)を、一本の棒で表したチャート」です。


視覚的に、かつ過去のデータも含めて一目で値動きの推移を把握できるのがローソク足の特徴です。
1本で「始まりから終わり」までを語る


ローソク足は、以下の4つの価格を1本の図で表しています。
項目 | 内容 |
---|---|
始値(はじめね) | その時間の最初の価格 |
終値(おわりね) | 最後の価格 |
高値(たかね) | 一番高かったところ |
安値(やすね) | 一番安かったところ |
視覚的に、かつ過去のデータも含めて一目で値動きの推移を把握できるのがローソク足の特徴。
この1本の“足”で、トレーダーたちの感情と戦いの跡がまるっと見えるんです。
🟥陽線と🟦陰線の違い
種類 | 始値より終値が | 意味 |
---|---|---|
陽線 | 上がった | 「買い」が強かった証拠 |
陰線 | 下がった | 「売り」が勝った証拠 |
つまり、ローソク足はトレーダーたちの戦いの記録なんです。
リアルのローソク足解説


実際に数字を入れ込むとこんな感じ。
通貨ペアはポンド/円、最高値と最安値の差が0.751
陽線なので0.751上がった事を意味する。
基本1Lot=10000通貨の場合(証拠金、約78,000円)
買い注文の場合、最大7510円儲かる。
だがしかし!逆も然り!
売り注文の場合7510円損をする。



自分の場合は、0.300〜0.400くらいの間での
取引になる
これが
10Lot(証拠金、約780,000)なら75,100円
100Lot(証拠金、約7,800,000円)なら751,000円
SNSはこんな化け物がゴロゴロいるが、自分のペースで取引するのが大事!
ローソク足の「ヒゲ」とは?


上ヒゲ? 下ヒゲ? なにそれ…ヒゲ男爵の仲間?



ルネッサ〜ンス
いいえ違います(笑)
ヒゲとは、その時間内に一瞬到達した高値・安値のこと。
- 上ヒゲ:上がったけどすぐ戻された → 「売りに負けた」
- 下ヒゲ:下がったけど持ち直した → 「買いが入った」
ヒゲの種類 | 心理 | トレードでの意味 |
---|---|---|
上ヒゲが長い | 高値圏での売り圧力 | 上昇の勢いが弱まってきたサイン(反転・利確警戒) |
下ヒゲが長い | 安値圏での買い圧力 | 買いが強く、反発の兆し(押し目狙いのポイント) |
ヒゲが短い | 動きに迷いが少ない | トレンドが強く出ている傾向 |
つまり、ヒゲは「その足が何を経験したか」を語る痕跡。


まるで“戦いの傷跡”のようで全てに意味がある。
ローソク足は“感情のかたまり”


チャートとは、数字だけの世界じゃない。
そこには人間の「欲」と「恐怖」が渦巻いている。
ローソク足を読むとは、人の心理を読むこと。
そして、群衆の感情の波を、ほんの少し先読みすること。
それができるようになると、「なんとなく買った」「勘で売った」というトレードから卒業できます。
ローソク足は、チャートという戦場に灯る小さな炎。
その一本一本に、意味があり、想いがあり、葛藤があり、勝者と敗者の記憶が刻まれています。
そしてその火に照らされた私たち40代は、今日もチャートの前でつぶやくのです。



「…よし、この足は行ける!」
「あっ、やっぱウソ、ごめん、損切るわ!」


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